無限に広がる、大宇宙。生まれゆく星もあれば、死んでゆく星もある。
でもヤマトを観たわけじゃない。
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てか、キューブリック監督が撮る映画ってジャンルは多種多様なのに、どれもそのジャンルの中で大きな位置を占めてる。
やっぱり本物の天才なんだろうな・・・
ああ、内容について。
なんか、3本ぐらい映画観た気分。
宇宙人から知性を貰って人類が生まれて、
人類は進化の果てに自ら新たな知性を人工的に作り出すに至るものの、
自らが作り出した被造物との対立で悲劇が起き、
その悲劇を生き延びた主人公がかつて人類に知性を与えたモノリスと似たものに触れ、
メインテーマ「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れる。
本当なら解説ナレーションとかいろいろ入って、
画面内で今何がおきているのか、今何が示されているのかを言葉で説明してくれるはずだったらしいのだが、
キューブリック監督が前部削除してしまったらしい。
実際、その判断は正しかったんだろうなあ。
説明がなくても大体わかるといえば、わかるしね。
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突然「バイパス工事」と称して地球は破壊され、主人公は最後の生き残りとなってしまう。
本当は宇宙人だった友人と共に、銀河いちのベストセラー「銀河ヒッチハイク・ガイド」を片手に、
ヒッチハイカーとして銀河を飛び回ることに。
ブリティッシュジョーク満載のコメディとして十分に楽しめる内容。
特撮にもやたらと金がかかっていて、SF映画としての完成度もかなり高い。SF考証も意外と細かい。*1
結構きついジョークも多く、カットされたシーンには
「奇跡の実在の証明によって神は雲散霧消した」などという恐ろしいものまである。
流石にカットしないとアメリカとかじゃ上映できないだろうなあ。