上の話に関連することだが

mixiで、ちょっとした報告程度の更新に凄まじい数のコメントが付く人種というのがいる。
要するに、「友達がいっぱいいる」人だ。
それ自体が悪いことだとは思わないが、弊害を感じるときがある。
 
例えば、その人が結構真剣な相談を日記でしているときや、
トラブルに巻き込まれた、という内容の日記を書いた場合。
 
俺が見ている限り、「友達がいっぱいいる人」にそういう場合に付くコメントというのは、
十中八九、「君は悪くないよ。」に相当する内容だ。
10以上のコメントが、特に根拠もなく、その人を擁護し、とりあえず励まそうとする。
 
それでいいのだろうか。
日記を書いた本人に非があるかどうか、はこの際関係なく、
そういう風に無条件に肯定することが、果たしてその人にとってプラスになるのか。
俺はそんなのは友情だとは思わないし、傍から見ていると少し気持ち悪いと感じることすらある。
 
それ以前に、ハッキリ言って「部外者」である「友達(マイミク)」たちは、
そのようのプライベートな内容の日記に対してコメントするときはもっと遠慮すべきだろうと思う。
プライベートで付き合いがあって、マイミクでもある、というのならまだ話はわかるが、
日記に書かれた事柄をmixiで初めて知ったような人間が、アドバイスしてあげよう、励ましてあげようなんて
まさに「おこがましい」というやつだ。でしゃばっているといってもいい。
 
翻って日記を書くほうもそうだ。
そういう「部外者からの一方的な擁護」を、コメントに期待してしまってはいないだろうか。
実生活では擁護してもらえそうになくて、mixiに逃げ込んではいないか?
そりゃ、相手はそのトラブルに関して何も知らない。
「俺が悪いのかな?」と書けば、
「そんなことはない」というコメントが返ってくるに決まっているのだ。
そんな内容のないやり取りに一時の慰めを求めていて、それで問題が解決するはずがない。
 
別にmixiを批判したいのでも、マイミクにコメントつけられるのがウザいといいたいのでもない。
それに、そういう「無知ゆえの擁護」は一時の慰めにしかならないと自覚しているのならば、
mixiを「一時的避難所」として利用するというのもアリ、なのかもしれないし。