福岡ソフトバンクホークス対オリックス・バファローズin福岡ヤフードーム

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/live?id=2008092405

王監督、ホーム最後の試合。
ホークスは、今日も勝てなかった。
 
開幕5連勝で始まった今年。去年とは違う。そう監督も思っていたという。
しかし、転落は去年と同じ夏、連敗に連敗を重ね、今日の連敗でついに、6位楽天とのゲーム差は0になった。
「すべて私の責任です」
王監督は言う。そんなことはない。選手、コーチを含めたチームすべての責任だ。
けれど、王監督の言葉には、重みがあった。
15年間に渡ってホークスというチームを率い、
万年Cクラス、「負け犬根性」がついているとまで言われたホークスを、
リーグ優勝、そして日本一にまで導いた。
 
試合終了後のセレモニーで王監督がファンに感謝の言葉を述べる間、
後ろに立つ選手、コーチの表情は悲痛だった。
小久保、松中、柴原、斉藤、川崎・・・
監督に花束を渡す古参の選手たちの目には例外なく涙がにじんでいた。
しかし、王貞治が去ってもホークスは残るのだ。
王監督の言う「新しいホークス」が来年からも、また戦い続ける。
 
ありがとう、王貞治監督。
「俺の中のホークスファン」は、永久に不滅です。