俺にとってのガンダム

ちょっと振り返ってみようかと。




最初にガンダムに触れたのは保育園のころ、市民図書館のビデオ鑑賞サービスで。
このときに「めぐりあい宇宙」を見て、「ラスボスが頭だけだった」というのを後々まで覚えていた。


自宅のテレビで初めてガンダムを見たのは小学生のころ、NHKBSの「夏休みアニメ特選」
この企画、なぜか毎年のように「0080ポケットの中の戦争」を放送する。本当に毎年のように。
ここでこの作品を見たことが、後々までの俺の「ガンダム観」のようなものを決定付けている気がする。


テレビ放映されたガンダムは、Vは存在を知ってはいたがスイミングスクールの関係で見ることが出来なかった。
GとWも同様の理由でほとんど見ていない。
ところが、「X」だけはかなり見ていたように感じる。スイミングスクールを辞めた年と重なっているのだろうか。
覚えているエピソードも多い。重要な台詞がサブタイトルになるという形式はとても新鮮だった。
「私の愛馬は凶暴です」「ガンダム、売るよ」「天国なんてあるのかな」「ローレライの海」「DX起動」・・・
そういえばXの監督は高松信司氏。中期勇者三部作「マイトガイン」「ジェイデッカー」「ゴルドラン」の監督でもある。
そしてこの3作は、勇者シリーズの中で俺が最も集中して見ていた作品でもある。


実は、スイミングスクールの関係でガンダムを見ていなかったころ、俺のガンダムへの興味はプラモデル、
特に武者に向いていた。
友人の家にあった新生大将軍の説明書の漫画が出会いだったろうか。
俺はすぐさまのめりこみ、展開中だった「七人の超将軍編」を集めようと志した。結局、資金的に不可能だったが。
続く「超機動大将軍編」「武神綺羅鋼編」もチョコチョコと集めていたが、コンプリートなど夢のまた夢。
コミックボンボンの漫画を人の家に押しかけてまで読み、そのストーリーを必死に追いかけていた。


そして、Xの放送終了とともに俺のガンダム歴は一度閉じることになる。
その再開は中学時代、友人から借りた「スーパーロボット大戦α」によってもたらされた。


懐かしい面々が目の前に現れる。アムロ、ブライト、
そして俺の記憶に鮮烈に刻み込まれていた「悲しいけどコレ戦争なのよね」のスレッガー中尉
サイクロプス隊の面々やクリスの登場もうれしかった(こっちはみんな弱かったが)
そして俺は、悟った。俺はファーストガンダムを“見なければいけない”。
その後1ヶ月ほど、レンタル店にせっせと出入りする生活が続いた。


そして2002年、∀をスカしてしまった俺にとって6年ぶりの新作、SEEDが放映された。


さて、種に関しては別に書く。というか、以上の文章はこの次に書くことのための記憶の整理だったり。