今更って気もするが、前シリーズより良いもののような印象を抱いたので視聴。
 
初っ端、タイトルの出方が非常にカッコいい。
古い戦争映画にありそうな感じ。恐らく何らかのオマージュだと思うけど、知識が追いつかず。
 
部下の大半を失った小隊長が、時折視界を掠める死神の影に翻弄されながらも兵士としての本分を全うしようとする。
部下を死なせた不甲斐なさ、上意下達だけの士官や訓練の足りない補充兵への苛立ち、職業軍人としての意地。
主人公のさまざまな感情が画面から滲み出る、良い戦争ドラマとして観ることが出来た。
 
ジオン軍のザクパイロットも、高揚感やその裏返しの虚無感、若手とベテランの関係性などの描写が
短い割には緻密で、非常に人間臭さを感じさせる。筆者の好きなキャラクター表現になっていて満足。
 
しかし、檜山がいい仕事してるなあw