ブツブツ

唐突だが、俺は冗談に弱い。
冗談を言うのがものすごく苦手なのも問題だが、これはまだいい方。
問題は、冗談を言われたときに不快感しか沸かないことだ。


いや、もちろん例外はある。あるはずだと思う。
が、俺がいわゆる冗談を投げかけられた場合、
大抵、取れるリアクションは二つしかない。
真に受けるか。
流すか。
そして言いようのない不快感だけが残る。
更には、冗談という会話のネタとしては結構一般的なものに対して
このような反応しかできないことに対する不快感までもが募ることになる。


これが冗談というものすべてに当てはまるという証拠は無いから、
(つまり、俺があらゆるジャンルの冗談を投げかけられた経験があるとは限らないから)
将来への展望はそれほど暗くはないかもしれない。


この問題の、俺にとって個人的に最も都合のいい解答は、
「冗談というものは一般的なコミュニケーションツールではなく、
 冗談に反応する能力は友人関係を築く上での必須のスキルではない。」
というものだが、世の中、そんなに甘くはないのだろうね…。