買い物そのいち

やっべえ、めちゃくちゃ買っちゃったよ今日は・・・
まぁ、まず一つ目。


これは、正直すごい。
同じタカラとはいえ、超勇者復古列伝とは企画の意図も気合の入れ方も違いすぎる。
金型は完全新造。旧玩具にあった矛盾点を克服すべくあらゆる対策がなされている。
まず驚くのはその可動範囲。
キングに合体した状態で股関節や膝を動かせる。
特に股関節の付け根部分のジョイントは、
中空構造と太ももの捻りや開脚を両立させた素晴らしいもの。
つま先とかかとはそれぞれ独立してボールジョイントで接続され、接地性もなかなか。
そして気になる肩部分は、エクスカイザーの腕が入るパーツとキング本体の肩パーツを分離し、
ボールジョイントで接続。これにより、肩は上下、前後に可動する。
しかし、高さ90センチのエクスカイザー本体も負けてはいない。
元来、カーモードの輪郭がロボットモードに殆ど残らない
素晴らしい変形シークエンスを持つエクスカイザーであるが、
旧玩具には唯一の矛盾点があった。ボンネットのシンボルマークである。
このマークはロボットモードのときは存在しないのだが、
旧玩具ではすね部分に残ってしまっていた。
スターピースでは、本来ひとつしかない膝関節を二重にするとともに、
ボンネットそのものにも回転軸を設け、合計三つの回転軸をもってこの問題を解決している。
こんな些細な設定との差異にこれほどの熱の入れようである。まさに脱帽。
ロボットモードでの可動範囲はこれまた神業的なもので、
各部のボールジョイントや手首のバリエーションでさまざまなポーズを演出できる。
変形後の決めポーズ用の手首が付属し、実際にそのポーズを取れるあたり、
開発スタッフの情熱と飽くなき向上心を感じずにはいられない。


が、この玩具、致命的な欠点がひとつある。
塗装だ。
なんか、汚い。
ここまで褒めちぎっておいてなんだが、本当に塗装だけはこれでもかというほど汚い。
これで塗装がパッケージ並みに綺麗なら、まさに家宝なのだが・・・。
惜しい。非常に惜しい。