ポン!カン!チー!

自分は一応麻雀が打てる人間である。
役はほとんど知っているし、微妙だが点計算も出来る。
しかし・・・
弱い。
どうにも他の経験が大差ない人間と比べても弱い。
どうやら、自分には麻雀を打つうえで大事なものが欠けているようなのだ。
その中のひとつは、すでに察しがついている。
”冷静さ”である。
打っている間落ち着きがないのだ。
高校時代の友人に聞けば、自分はテンパイすると確実にそわそわし始め、
目や手の動きひとつとっても明らかに違い、捨て牌から読むまでもないという。
伏せているはずの手牌の進行を、わざわざ悟らせているというのだ。
この欠点の持つ不都合はこれだけに留まらない。
麻雀というのは運を判断力で補正しながら戦うものであると思っている。
だからこそ、麻雀の強さは運だけでは決まらず、「雀力」という言葉があったりする。
つまり、冷静さを失うということは雀力の大半を成す判断力を失うことだ。
強いはずがない。
で、どうするのか。
冷静になろうと意識することは簡単だが、果たしてどうやって冷静さを保つのか。
なんて考えていると夜が明けそうだったので、
録り溜めていた「アカギ」を消化することにした。
原作は読んでいるのだが、それにしてもすばらしい展開。
そんなことより、あの福本先生の絵を動かしてる!アカギが振り向いてる!!
こりゃ凄い。
さらにナレーションの古谷徹の読みが神がかっている。「・・・!」まで聞こえてきそう。
誰だこのキャスティングをしたのは!素晴らしいじゃないか!!
ちなみに今日の麻雀格闘倶楽部の成績は2位→3位→1位→1位。
アカギ鑑賞の成果、か・・・?