部屋も心も綺麗にしましょう

久々にガチで泣いた。
お袋、ごめんな・・・。
 
ちなみにこども店長がCMやってる大幸薬品の空気清浄剤の名前は「クレベリン」でした。
もう買ってきた。
ま、気休めだろうけれども・・・

クレベリンゲル 150g

クレベリンゲル 150g

また朝が来た

最近いろいろドラマとかアニメとか見るようになった。芝居の修行一筋という心持にも若干余裕が出てきたらしい。
 
手始めに「官僚たちの夏」を今更見る。チラッと見たときに印象に残った船越英一郎さんの芝居がやはり良い。
船越さんが普通の(二時間ドラマ的でない)芝居をやってるのははじめて見るんじゃないだろうか。
あと堺雅人さん若い。いくら役作りとはいえ若すぎる。なんて羨ましい。
しかし何といっても主演の佐藤浩市さん、素晴らしい。昔スーパーのレジで一緒だったおばさんお姉さんが、
「私、唇が薄い男イヤなのよ。佐藤浩市ぐらい分厚い唇のほうが魅力的よ。」と仰っていたのが思い出される。
 
続いて「青い文学シリーズ 人間失格」。
なるほど、ダメ男が女をとっかえひっかえする話か。
しかしやはり堺雅人さん若い。そしてなぜこんなに声の芝居上手い。
「恥の多い生涯を送ってきました。」と淡々と読んだ声で背筋が凍る。恐ろしい。
まあ若いといえば高木渉もめっちゃくちゃ若いけれども。
しかしマッドハウスは「DEATH†NOTE」「シグルイ」「魍魎の匣」で完全に撮影スタイルを確立させたなあ。
この画面作りは他は真似できないんじゃないかというかしたくもないかもしれないけれど。
そしてスタッフロールに「浜崎博嗣」の名前が。ですよねー。
 
んでもって今話題の「不毛地帯」。
ナレーションに聞き覚え・・・って二又一成さん!?
二又さんの淡々としたナレーションに合わせて凄惨としか言い様のないシベリア抑留のシーンが展開される。
これは心臓に悪い。うちのお袋が「あんまり好きじゃないかな。」というのも少々分かる。
お袋は戦後すぐの生まれだが、まあ、いろいろあるはずだ。
エンディングで吹雪の抑留地の中、商社マンとしての姿で佇む壱岐正の姿は、
正に作品テーマをそのまま表していて、ストレートなだけに効く。
近畿商事社長の台詞も象徴的だ。
「ワシに言わせれば、戦争はまだ終わっとらん。」

30秒で世界を救え!

勇者30 - PSP

勇者30 - PSP

個人的には久々のスマッシュヒットRPG
 
RPGというジャンルそのものをネタにしたゲームとしては
勇者のくせになまいきだ」シリーズが記憶に新しいが、
こちらは基本的に従来のファンタジーRPGのカタチを模しながら
「魔王を冒険開始から30秒で撃破しなくてはならない」という素っ頓狂な内容。
 
一体どんなものかと思ってプレイしてみたが、
ザコを倒して経験値と金を手に入れ、装備品やアイテムを買い、ボスに挑むという一連の流れを
30秒の中に何とか詰め込むべくひたすら頭を使いながら走り続ける一種のパズルゲームという印象を受けた。
ちなみに30秒で魔王を倒すというのは1ステージ内での話であり、クリアするごとに次のステージに進み、
ストーリーも進展を見せる。ただし、装備品はそのままに主人公のレベルは1に戻ってしまう。
 
基本的なルールとして、
・冒険開始から30秒でタイムアップ
・村の中では時間が経過しない
というものがあり、とりあえずスタート直後にマップをチラ見して大体のステージ構成を把握し、
近隣の村に飛び込んで作戦を練る、という流れになる。
また、
・村の中の女神像に金を支払うと時間がリセットされる
というシステムがあり、戦略的奥深さをゲームに与えている。
たとえば村の周辺でタイムアップぎりぎりまで経験値と金を稼ぎ、
村に入って時間リセット、装備を整え回復を済ませ、魔王の城に突入、という戦略が考えられる。
ちなみにこの時間リセットは、利用するたびに必要な金が増えていく。
 
村での考量時間や時間リセットがあるとはいえ、1ステージのクリアは長くても5分ほどという手軽さと、
意外としっかりしたシナリオも手伝って非常にプレイしやすい作品。
RPGは好きだけど、最近時間もないし、長いストーリーを進める気力も沸かない・・・
という忙しい方にぜひお勧めしたい一本だ。

生きてますよー。

今日も寝苦しい。平沢進を聴こう。







来週中には三回目を見に行くつもりだけど・・・

多分、筆者がこのブログにヱヴァ:破の感想を書くことはないと思います。況や批評なんてものも。
 
最近思うんです。筆者如き一介の大学中退者が映像作品を分析して何か語ろうなんて
そもそもおこがましいのではないか。その作品の内面を抉り出そうとする努力は、
自分の中でその作品の価値を、言い換えるならその作品によって得た感動を徹底的に貶め、
ズタズタに引き裂く行為に等しいのではないかと。
 
だって、何かを批評してそれで幸せになれたことが、筆者にはないのですから。
 
なら、批評なんてやめてしまおうと思っています。
自分自身のためにならないことをやっても仕方ない。
感動したなら感動した、楽しかったなら楽しかった。
そういう素直な感覚だけを記録していくのが、このブログの進むべき道のような気がしています。
 
で、ヱヴァ:破ですが。
 
2回見て、今、冷静に思い返してみると。
非常に不可解な点が多くある映画なのです。
いろんなところが、とても変。変な映画に思えてしまうんです。
しかし、劇場で見ている間、筆者はずっと画面に釘付けでした。
映画を見るのがこれほど楽しく、幸せな時間に感じたことはないほど、
筆者はヱヴァ:破を楽しんでいたのです。
 
筆者は確信しました。この映画を批評してはいけない。
この映画を批評しようとしたり、細かく分析しようとしたりする行為は、
正に前述したとおり、この映画が筆者に与えてくれた感動を間違いなく破壊してしまう!
 
批評しようとしなければ、別の言い方をすれば、映画を外から、メタ的に見ようとさえしなければ、
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破は素晴らしい娯楽作品でした。
劇場に3回以上足を運びたいと思った映画は人生で初めてなのです。
筆者はこの感動を大切にしたい。
 
だから、思考停止で行こう。