近所に「文具のKY」っていう文具屋があったりする。

「場の空気」を読むのが上手な人下手な人

「場の空気」を読むのが上手な人下手な人

追い出しコンパでOBの皆さんから頂きました。
 
いやぁ、いい本だ。
「空気」というものの正体やそれを読むことの本質、更にはその先「空気を読んでも敢えて合わせない」の技術。
非常に平易な言葉で、具体的な例を細かくあげながら解説してくれる。
筆者自身空気が読めないことを自覚しているので、耳の痛い話も多い反面、
空気を読むことは決して難しくない、「読みづらい空気だな」と感じて距離をとることが逆に存在感につながる、など、
勇気付けられるような記述も多く、ためになると同時に非常に励まされた。*1
 
「嫌われたくないから場の空気に合わせる」ことは日常茶飯事であるが、
「ちょっとくらい空気を読み違えて浮いてしまっても、本当はそんなに嫌われない*2
という記述が胸に染みた。

*1:著者は精神科医らしい。流石である。

*2:みんな空気に合わせて振舞っているだけ