失敗。

しまった。完全にしくじった。
カラオケの話だ。
何が失敗かって、「楽しみきれなかったこと」が失敗だ。
完全に自分の中の話だから、同席してくれたみんなは全然気にしなくていい。
原因も結果も自分の中にある。


さて、原因のひとつが、
「無理して新しいレパートリーを発掘しようとしたこと」にあるのは明らかだ。
要するに無理したもんだから歌えない歌が多かったのだね。これは痛い。
ただこれは、裏を返せば
「ちゃんと歌えないと楽しくない」
という俺の性癖を象徴している。つまりカラオケに対して妙にプライドが高いのだ。
事実、今回のカラオケで最も充実した瞬間は「瞳の住人」を歌い切った瞬間で間違いない。
キングゲイナー・オーバー」でも「愛が止まらない」でもない。
まあ歌った本人の感想ではあるが・・・


本当のところ、俺は自分の歌に本気で満足することはほとんどなくて、
常に「ああ、今のまずかった」とか「やべ、外した」とかそういうこと考えながら歌ってる。
歌い終わって、「もうちょっと上手くやれたよなあ」とか思うのは日常茶飯事だったり。
つまるところ今回の失敗すら実は日常茶飯事だということになる。今回は特に酷かったけど。


ま、ここまではあるあるネタで済む話かもしれないが、
それ以上に問題なのが、この「楽しめてない」という鬱屈が表面に出ていたこと。
気づいた人もいたんじゃないだろうか。俺は昨日、終始不機嫌じゃなかっただろうか。


俺はこういうのを隠すのは苦手だ。
同席者に不快な思いをさせないためには、自ら積極的に楽しまねばならない。
そのために出来ることは何か。


とりあえずレパートリーの充実、これに尽きる!
と言うわけでPC内の音楽フォルダから気に入ってる曲、歌うと楽しそうな曲を片っ端から
かき集めて「レパートリー」フォルダを作成。シャッフル再生でひたすら聞いてます。
探してみれば、「ああ、こんなのもあった」てのが見つかるもの。
そして本番で歌えるかどうかは、「どれだけ聞き込んだか」に依存するわけだ。


というわけで俺が練習中の曲が気になる人はmixiミュージックを参照のこと。