買い物そのよん


勇者エクスカイザー マスターピースシリーズ ドラゴンカイザー MP-B02

勇者エクスカイザー マスターピースシリーズ ドラゴンカイザー MP-B02

同時に出たんだからこっちも買ったほうがいいかも。合体できるし。
とか思って買っちゃった。
ええ、キングと同じ値段ですともorz
取扱説明書によれば、ドラゴンカイザーは当初存在しなかった企画で、
キングエクスカイザーの企画が固まった後で出てきたものなのだという。
つまり、合体におけるしわ寄せの全てを一機で抱え込んでいるのだ。
プロポーションの悪さは仕様なのである。
事実このマスターピースにおいても、脚部の大きさは誤魔化しようがなく、
脚を揃えた太さが胴体の1.5倍くらいある、てか脚が箱。
しかし開発部は、このプロポーションの悪さを可動範囲の広さとポージング力で補うべく、
足首にボールジョイントを採用するとともに、膝関節になんとバネを仕込み、
回転軸とは無関係な方向への可動を実現させた。
これにより膝関節の自由度が飛躍的に向上し、躍動感あるポージングが可能となっている。
しかし、グレートへの合体機構のことを考えれば創意工夫もこれが限界。
上半身の可動範囲は狭いといわざるを得ない。
しかし、グレートエクスカイザーに合体した状態でのプロポーションは非常に良好で、
この手の「着込み」合体にしては珍しく完全に人間のシルエットを保っている。
復古列伝のグレートマイトガインと並べようかと思ったが、
現物が無い上に絶対に気持ちのいいものではないのでやめておいた。


まぁ、考えてみれば、エクスカイザーの合体機構は全勇者シリーズの中でも
最高峰の精度を持っていたということであろう。
車のシルエットを全く残さないエクスカイザー
車両モードのリアリティをかなぐり捨ててまで合体時のプロポーションにこだわったキングローダー。
自らのプロポーションを完全に殺してまで「鎧」であることに徹したドラゴンカイザー。

…って要するに、エクスカイザーの合体精度は様々な犠牲の上に成り立っていたってことなのね。
ならば!
新幹線モードのリアリティを極限まで追求したレイカー兄弟をリメイクしていただきたい。
現代の最先端技術の粋を集めてあの二機を作ったら、旧玩具で完全に犠牲になっていた
ロボットモードや合体時のプロポーションの精度をどこまで上げられるのだろうか。
タカラトミーさん、マジでお願いします!
なんかこれ以上エクスカイザーからMPが出ない雰囲気が漂ってますけどどうかお願いします!!